家でなくなる人の数

交通事故で年間5000人くらいの方々が無くなっているのは

あなたも知っていると思いますが、住宅内の事故で

亡くなるい人がどれくらいか知っていますか?

住宅内の事故死の数というのはなかなか情報として出てきませんが

実はびっくりするほど多いのですね。

住宅内事故死として私たち作り手が気にしなければならないのは、

断熱不足によりヒートショックが起りなくなる方が

年間3000人もおられるということです。

その他、階段から転落等全てを合わせると交通事故で亡くなる方より

住宅内の事故で亡くなる方が多いのです。

また、洗面所や浴室の寒さで体調を崩す方々が14000人もおられます。

コールドショックと言われるものです。

今まで日本の「家は夏を旨とすべし」ということで夏の暑さには

耐えられるように作られていましたが、冬の寒さには無防備だったのです。

そのために昔と比べると今は冬に亡くなる人が増えてきました。

1900年ごろは夏に食あたりなどで亡くなる人が多かったそうです。

最近は高断熱仕様というのが当たり前になってきましたが

この高断熱にすることにより、気管支ぜんそく、アトピー性皮膚炎、

手足の冷え、肌のかゆみ、目のかゆみ、アレルギー性鼻炎、関節炎

などが改善されることが、いろいろな調査で分かってきました。

また、断熱性能の指針、温熱等級3より温熱等級4の方がより改善率が高くなります。

高断熱な家が健康住宅ということになります。

快適と健康は比例すると言えるかもしれません。

ただ、高断熱にすればそれだけでいいかというとそれだけではなく

天井の高さやどのような材料を使うか?

ということも影響してきます。

まだまだ、温暖地では断熱など気にしない一般住宅を

建てられる人も多いのですが、高断熱にすることで

健康になるという側面もありますので

大いに取り入れるべきではないでしょうか。

一般住宅、高断熱住宅、日本古来の伝統的な住宅や

スマートハウスなどいろいろな住宅がある中で

これから家を建てるにあたりヒントになればということで

今日はお伝えしました。

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