将来は家を建てたいと思う人は多いですが、なぜ家を持ちたいと
思うのでしょうか。
家を持つ以外にも賃貸に住む、マンションを買うなど他の選択が
ありますが、そうした選択肢のある中でどうして家を持ちたいと
思うのか、そして家を持つことによってのメリットはいかほどな
のか考えてみましょう。
家を持つ時、一番気になるのは金銭面のことではないでしょうか。
家を建てるとなると土地を買う、家を建てる、家具や電化製品など
を揃えるととても多くのお金が必要になります。
最近は頭金０でも家を建てるという選択肢もありますが、今後のローン
のことを考えるとできれば頭金を多く貯めておきたいというのは多くの
方の意見でもあります。
また賃貸に住んでいてもこのままずっと家賃を払い続けるのであれば、
いっそ持ち家のローンに当てたいとも考えます。
このように家を持つときに一番問題になるのが金銭的な問題であると
いうのが一般的ではないでしょうか。
実際に家を持つことによって金銭的に賃貸よりも負担が大きいのか
見ていきましょう。
実は賃貸と持ち家にかかる費用はあまり差はありません。賃貸のほうが
安いと思われががちですが、持ち家も賃貸もトータルとした費用を見る
とそう差がないのです。
確かに持ち家になるとローンの他に固定資産税や修繕費なども必要に
なりますが、ローンを支払う年数は決まっています。そのローン期間
が終われば毎月決まった費用を払う必要がなくなるのです。
たとえ老後は安い賃貸に引っ越しでもして過ごそうと考えていても、
毎月の賃貸費用は必要になります。
また老後に賃貸に住むといっても階段の上り下りがきつくなる年齢で
もありますし、暮らしやすいバリアフリーの賃貸を借りるなど一定の
条件をクリアするとある程度の費用も必要になります。
そして持ち家は資産になりますが、賃貸は毎月使用料を払うだけで何年
住んでも自分の資産にはなりません。
持ち家と賃貸を比較してもトータルの金額はさほど差がでるものではあり
ません。
家というものに何を重視するかによっても変わりますが、自分の好みの住処
を作れるという点では持ち家が人気になるのではないでしょうか。
